当方Fedoraを利用するのは初めてなもので、CentOSやRHEL環境に慣れているので、問題ないやと思っていました。一点だけチョット特殊だったので、書いておきます。
■「mingetty」仮想コンソール数を変更する@Fedora14■
# 結論は一番下。結論を急ぐ方は一番下まで移動ale!
通常mingettyの数を変更したい場合は、/etc/ininttabを変更する方法が今まで自分が知っていた方法。でもFedora14の/etc/inittabにはmingettyの設定が記述されておらず、/etc/inintabによると他の設定ファイルに記述されているとある。
–/etc/inittabより引用–
# Terminal gettys are handled by /etc/init/tty.conf and /etc/init/serial.conf,
# with configuration in /etc/sysconfig/init.
——-
したがって、まずは/etc/init/tty.confを確認してみた。
——-
# tty – getty
#
# This service maintains a getty on the specified device.
stop on runlevel [016]
respawn
instance $TTY
exec /sbin/mingetty $TTY
——-
ここを変更したらなに?って感じの記述なのでここではないと思い、/etc/inittab配下で「tty」を含むファイルを探してみた。
# grep tty /etc/init/* | cut -d: -f1 | uniq
/etc/init/quit-plymouth.conf
/etc/init/serial.conf
/etc/init/start-ttys.conf
/etc/init/tty.conf
#
怪しいのが、start-ttys.confなので、中身を確認。
———
#
# This service starts the configured number of gettys.
start on stopped rc RUNLEVEL=[2345]
env ACTIVE_CONSOLES=/dev/tty[1-6]
env X_TTY=/dev/tty1
task
script
. /etc/sysconfig/init
for tty in $(echo $ACTIVE_CONSOLES) ; do
[ “$RUNLEVEL” = “5” -a “$tty” = “$X_TTY” ] && continue
initctl start tty TTY=$tty
done
end script
————
上記記述のうち「env ACTIVE_CONSOLES=/dev/tty[1-6]」を「env ACTIVE_CONSOLES=/dev/tty1」に変更し、サーバの再起動を行なってみた。
でも、無駄。仮想コンソール起動数は変化なし。
ここで気づいたのが、「. /etc/sysconfig/init」で読み込んでいる!
もし「./etc/sysconfig/init」の中で「ACTIVE_CONSOLE」が指定されている場合、/etc/syary-ttys.confで指定されている「ACTIVE_CONSOLE」は無効になる!!
===============
# grep ACTIVE_CONSOLE /etc/sysconfig/init
ACTIVE_CONSOLES=/dev/tty[1-6]
#
===============
【結論】
/etc/sysconfig/init を変更し「ACTIVE_CONSOLES=/dev/tty1」とすればOK.
もし、仮想コンソールを2つ起動したいのであれば、「/dev/tty[1-2]」となる。
サーバの再起動で完了。起動後はps -ef | grep mingettyなどで起動数を確認しよう。
コメント
こんにちは
/etc/init/serial.confを調べていたらここにたどりつきました。
レンタルサーバーのネット経由でconsole接続できるはずができなかった。
6.2のconfファイルを6.4に上書きしたのが原因です。
本来,yum.confでinit関連はexcludeでupdateはずされてました。
サーバーが納品された時、yum updateが失敗するのでコメントしても大丈夫?と電話で確認したら
大丈夫ですという返事でupdate。
serial.confを現状をコメントして6.2を設定して金曜日再起動してログインを確かめてみます。
superweibu.comのサーバーで試しましたが問題なく起動できたのでとりあえず起動はできるでしょう。
くりくりさん こんばんは!
こんな古い記事まで目を向けていただきありがとうございます(^^;;
シリアルコンソールを用いてLinuxサーバーへの接続を行ったことは、お恥ずかしいですが一度もありません!
ネット経由でも接続が出来るものなのですね(°_°) コンソール接続ができるとiptablesの設定をぐちゃぐちゃにしてしまった時などいいみたいですね。
金曜日は定期メンテナンスか何かの日なんですか?
今晩は
今再起動しログインをたしかめてみましたが失敗。それをレンタルサーバーに連絡。
ネット経由のコンソールはクラスBのプライベートアドレスがeth1に当てられており
ログイン可能となります。よく考えたら、init 1で起動してもつかえないんじゃ意味ありませんねw
>金曜日は定期メンテナンスか何かの日なんですか?
再起動してるだけです。
おはようございます。
>今再起動しログインをたしかめてみましたが失敗
レンタルサーバーでもコンソール接続できるんですか?
なんか、コンソール接続って聞くと接続先でもその接続を受け付けるように
物理的に構成されていないといけないような気がします。
おはようございます。
>レンタルサーバーでもコンソール接続できるんですか?
trippyboyさんがお使いのDTIもユーザーがコンソール接続できるぽいですね。
起動時に何かしらの理由でlinuxが起動できない場合はコンソール接続でトラブルシューティングを行う予定でしたが
こういう構成じゃこちらじゃなにもできませんね。
むしろ仕事が減る分いいかもしれません。
ちなみにGMOクラウドのVPSは起動時のトラブルシューティングができるみたいです。
くりくりさん
おはようございます。最近は早起きです。
>trippyboyさんがお使いのDTIもユーザーがコンソール接続できるぽいですね。
DTIのVPS Perfectプランではコンソールからの操作が行えるようです。
仮想サーバーのホストを借りれるプランなので、たぶんゲストに対してコンソール接続できるのだと思います。
くりくりさんのおっしゃられているコンソール接続というのは
接続元—>レンタルサーバーの管理窓口かなにか(Web)–コンソール接続–>レンタルサーバー
みたいな事をするということでしょうか。
これだと、レンタルサーバーのOS丸々入れ替えたり出来ちゃいそうですが、大丈夫なのかなぁ・・・
>ちなみにGMOクラウドのVPSは起動時のトラブルシューティングができるみたいです。
http://support.gmocloud.com/vps/guide/console/recovery.html でしょうか。
面白いサービス提供していますね!!