ここにたどり着いた人のうち何人がVMWare ESXi 上で動くゲストOSとしてWindowsServer2012をインストールし、インストール後のゲストOS再起動後に丸のぐるぐるから画面が進まなくなって、そのまま数時間放置してみたり、再起動してみたりをしてみたのだろうか。私もその一人でした。
結論からいうと、VMWare ESXi 5.0 Update 1 に問題があり、VMWare ESXi 5.1.x にアップデートすれば何も問題はない。
アップデートを行うには稼働中のゲストOSを全て停止し、メンテナンスモードでの作業が必要となりサービス断が発生するため気軽にはできないので後回し。今回はVMWare ESXi 5.0 Update 1 からホスト側の変更は行わず、このままWindowsServer2012をインストールする方法をここに残しておきたいと思う。
回避方法として確認できた方法は2通りあるが、ぶっちゃけそのうちの1通りだけでうまく動くので難しいこと(もうひとつの方法)はしなくていい。
回避方法1:
新規仮想マシン作成時に、仮想マシンで利用するゲストOSを選択する場面にて、「Microsoft Windows Server 2008 R2(64ビット)」を選択する。あとは普通にWindowsServer2012 のインストールディスクから起動してインストールするだけ。
回避方法2:
以下記載する回避方法2-1と2-2を行う。
回避方法2-1: ブートファームウェアの変更
ゲストOSの「設定の編集」から「オプション」タブを選択し、「起動オプション」を選択。ブートファームウェアをBIOSから「EFI」に変更する。
回避方法2-2: 構成パラメータの追加
「オプション」タブの「全般」を選択。「構成パラメータ」ボタンを押す。
「行の追加」ボタンを押す。
名前の欄に「vmGenCounter.enable」と入力し、値に「False」と入力し「OK」を押す。
あとはWindowsServer2012のインストールディスクから起動するようにして起動するだけ。
調べていくうちに「Microsoft Windows Server 2008 R2(64ビット)」を選択すれば問題ないという回避方法1が判明したが、上述の回避方法1と2にて動作上違いがあるのかは不明。回避方法2の方はVMWareのオフィシャルサイトで案内されている方法なので、回避策2の方が問題なさそうでいいと思う。最終的には、正式に対応できている VMWareESXi5.1にアップデートするのが最善策であろう。
参考にしたサイト:
Deans Blog: Windows Server 2012 Release Candidate fails to respond on startup on ESXi 5.0 Update 1 Host
OSAKANA TAROのメモ帳: VMware ESX環境でWindows 8とWindows Server 2012を動かすには?
以上
コメント
今晩は記事かいていらっしゃいますね。
俺はもうwindowsはいいです(w
ちなみにVMWareでMRTGつくってみたんですが、ネットワークの情報取得できませんでした。
仮想化はだめなんかな?とおもっていたんです。しかし、Trippyboyさんの記事にVPSで構築した
記事をみました。ということさくらのVPSでためしましたがやはりむりぽい。
CPU,メモリー,ディスク使用率,php-fpmのプロセス数を監視しております。
くりくりさん
はい、ちょっとサーバー構築作業中は空き時間ができやすいもので、待っている間に情報まとめを兼ねて!
って感じと、なかなか日本語で情報が見当たらないネタだと思ったので、はいー(・∀・)
smnpdで情報が取得できれば取れるはずなんですけどね、、
ネットワークインターフェイスの名前を情報として、ネットワークの利用状況を拾いに行っていると記憶していますが、違いましたっけ(^_^;)
cat /proc/net/dev
で代用できたらいいのですが。。。
こんにちは
鯖管なんで仕事中なんもないと暇なんですよ(笑)
VPSでMRTGをネットで調べてみました。
mrtg.cfgでグローバルipをローカルループバックアドレスに変更すると可能でした。
おそらくVMWAREで変更すれば使えると思います。
くりくりさん
わかりますwww 問題発生しないと快感味わえないですからね!w
MRTGの件、ServersManでの方法は以下にまとめた経験があります。
http://news.trippyboy.com/serversmanvps/mrtg%E3%81%A7%E3%83%AA%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E7%AE%A1%E7%90%86-seversmanvps/
ご参考までにヽ(・∀・)ノ