ServersMan@VPS saslauthdの起動プロセス数を変更するの巻

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ServersMan@VPSの初期状態でインストールされている「saslauthd」。
認証をする為のプロセスと覚えておいてもらえればいい

メールを送信する際に認証を行う「SMTP認証」があるが、それを利用する際には起動していないといけないプロセス。

しかし2プロセスの起動は今のとこを必要ないかな?と思うので、起動プロセス数を2つから1つに変更する。

saslauthdの起動オプションは「/etc/sysconfig/saslauthd」に記述されている。
/etc/sysconfig/」は。「saslauthd」に関わらず他に起動しているプロセスの起動オプションなども確認できる場合があるので今後の知識として覚えておいて欲しい。

 

1.まずはオプション設定ファイルを「cat」で閲覧

# cat /etc/sysconfig/saslauthd.ORG
# Directory in which to place saslauthd's listening socket, pid file, and so
# on.  This directory must already exist.
SOCKETDIR=/var/run/saslauthd

# Mechanism to use when checking passwords.  Run "saslauthd -v" to get a list
# of which mechanism your installation was compiled with the ablity to use.
MECH=pam

# Additional flags to pass to saslauthd on the command line.  See saslauthd(8)
# for the list of accepted flags.
FLAGS="-n 2"
#

上記から「FLAGS」に「-n 2」とあり、現在のプロセス数を指定していることが分る。これを変更する。

 

2.以下のコマンドを実行し、編集前のバックアップの作成と、編集を行なう。

# sed -i.ORG 's/-n 2/-n 1/g' /etc/sysconfig/saslauthd

 

3.編集されたファイルの一覧とその中身、差分を確認しよう

ファイル一覧
# ls -la /etc/sysconfig/saslauthd*

ファイル中身確認
# cat /etc/sysconfig/saslauthd

差分確認
# diff /etc/sysconfig/saslauthd /etc/sysconfig/saslauthd.ORG

 

4.「saslauthd」を再起動

# service saslauthd restart

 

以上で変更完了です。「ps」コマンドなどを用いて起動プロセス数を確認してみましょう。


 

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