proftpdをyumでインストールしたいなって思った。どうやらソースを持ってきてうんぬんかんぬんするとインストールできるらしいが、面倒くさがりのアタクシはepel-releaseのyumレポジトリを用いてyumからインストールすることにした。今回は、proftpdが常に起動しているスタンドアローンでの起動方法ではなく、xinetd経由で起動する方法でインストールしたいと思う。この方法だと、/etc/hosts.allowの制限をかけることができる。
蛇足になるが、/etc/hosts.allowを用いての制限を行えるか行えないかは、ldd コマンドで確認ができる。
興味がある人は一通りのインストールが終わってから上記コマンドで試していただきたい。
xinedのインストール
すでにxinetdのインストールが行われている場合は、この作業はもちろん必要ない。
1. yum を用いてxinetdをインストールする
2. サーバー起動時の自動起動設定を確認する(デフォルトでオンのはず)
もし上記 3:on でない場合は、chkconfig xinetd on で onにすること。
3. xinetd を起動する
以上でxintedのインストールは完了した!
proftpdのインストール
1. [CentOS6.4] yumレポジトリ:epel-releaseを追加する を参考にepel-releaseレポジトリをインストールする。
2. yum でproftpdをインストールする
3. サーバー起動時の「proftpd」自動起動設定を確認しておく
今回はxinetd経由で起動させるので、自動起動はなくてOK! 3:off であること。
4. xinetdで起動させる「xproftpd」の起動設定を確認し(デフォルトオフ)、起動するようにしておく。
ちなみに上記の操作で変更されるファイルは、/etc/xinetd.d/xproftpd。このファイルに記載されていた「disable = yes」が削除される。
5. proftpdの設定ファイルを変更する
5-1. 設定ファイルのバックアップの作成、作成したバックアップファイルの確認
5-2. 設定ファイルに、xinetd経由で起動する旨を意味する「ServerType inetd」を追加する。
5. xinetd を再起動して、上記4で変更した設定を認識させる
6. netstatで21番ポートをリッスンしているのが、xinetdである事を確認する。
後はFTPクライアントを用いて、サーバーに登録済みユーザでログインができるかを確認する。
なお、/etc/xinetd.d/xproftpd に記載がある「in.proftpd」を使って/etc/hosts.allowでアクセス制限が行える。
以上
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