[ExchangeServer2010] ポリシー:テキストメッセージングを許可するを解除するの巻

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ExchangeServer2010において設定できるポリシー「テキストメッセージングを許可する」に関して、今までポリシーの作成をExchange管理コンソールから行っていたもので、目についていたなかった。実際、Exchange管理コンソールからこのポリシーの確認も設定変更も行えない。。なんということだ。

ExchangeServerを利用する際は、OutlookWebApp(OWA,オワ,https://ホスト名/owa/)にアクセスしてWebブラウザ経由でメール利用やカレンダー、連絡先の確認などが行える。さらに、ユーザー追加後に、ActiveDirectoryからユーザーが所属するグループに「Organization Management」を追加してやると、OWA上にて組織全体の設定を変更することができる(ユーザーの追加機能はOWAに備わっていないので行えない)。

OWAにログイン後、右上にある オプション ⇒ すべてのオプションを表示… と移動し、左上にある「メール > オプション: 自分の管理↓」の「自分の管理」のリンク上にマウスを乗せると、選択可能な対象の中に「組織」が表示されるので、そこをクリックすると「Organization Management」、組織の管理が行える。

画面左側から「電話と音声」を選択し、画面推移後に「ActiveSync デバイスポリシー」をクリックすると、登録済みポリシーを確認変更したり新規で追加できるようになる。

Exchange_OrganizationManagement_ActiveSyncPolicy

ここで試しに「新規作成…」を押して新規に作成した場合、どのようなポリシーが設定できるのかを確認してみた。

設定できるポリシーは以下のとおり。

全般
これを既定のポリシーにする
これらのポリシーを完全にはサポートしていないデバイスの同期を許可する
デバイスのポリシーの更新頻度(時間)

AddNewPolicy_Zenpan

デバイスセキュリティ
パスワードを要求する(デフォルトOff)
単純なパスワードを許可する
英数字のパスワードを要求する
パスワードに含める必要がある文字の種類
デバイスでの暗号化を要求する
メモリカードでの暗号化を要求する
最低限必要なパスワードの長さ
サインインの失敗が次の回数を超えたらデバイスをワイプする
次の時間デバイスのアイドル状態が続いたらサインインを要求する(分)
パスワードの回復を有効にする
パスワードに有効期限を設定する
パスワードリサイクルカウント

AddNewPolicy_DeviceSecurity

 

同期の設定
過去の予定表を含める
過去の電子メールアイテムを含める
電子メールサイズの上限
ローミング時に手動の同期を必要とする
HTML形式の電子メールを許可する
デバイスへの添付ファイルのダウンロードを許可
添付ファイルの最大サイズ

AddNewPolicy_SyncConfig

 

デバイスの設定
テキストメッセージングを許可する
リムーバブル記憶域を許可する
カメラを許可する
Wi-Fiを許可する
赤外線を許可する
このデバイスからのインターネット共有を許可する
Bluetooth:許可

AddNewPolicy_DeviceConfig

 

 

上記のうち、デバイスの設定にある「テキストメッセージングを許可する」というポリシーに関して、Exchange管理コンソールからは確認も変更もできない。。なんということだ。

Exchange管理コンソールとOWAでの管理画面に差があること自体、さすがやっぱりMicrosoftだねって言いたくなってくる。

各ポリシーがどのような制限を行うかに関しては以下ヘルプをご覧アレ。

help.outlook.com: 新しい ActiveSync デバイス ポリシーの作成

以上

コメント

  1. くりくり より:

    おはようございます。
    広告にあるDTIのVPSもよさげですね。
    さくらからのりかえようかな。

  2. trippyboy より:

    くりくりさん

    こんばんは。
    DTIのVPSは今のところ私が知る限り安くて一番良心的な値段ですね。
    最初は電話サポートがあるような会社で契約して、慣れたらDTIに移るというてもありそうです。
    メールでのサポートはしてくれますし、/etc/hosts.allowをぶっ壊してログイン出来なくなった場合も、対応をしてくれました。
    この値段なら、「初期化しか出来ません、ユーザ領域は触りません」って言われちゃうかとひやひやしましたけど。

    あとは、初期状態でインストール稼動されているコントロールパネルの無効化とかをすれば、他のVPSと全く変わりありません

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