ExchangeServerが動いているサーバ上では、IISがActiveSyncの窓口になっている。
そのため、IISが参照する設定ファイルを変更する必要がある。
以下の手順では、デフォルト10MBの制限に対して100MBの制限へと増加させている。
設定ファイルの所在
C:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\V14\ClientAccess\Sync
設定ファイル名
web.config
変更箇所1:バイト表記
<add key="MaxDocumentDataSize" value="10240000"></add> ↓ <add key="MaxDocumentDataSize" value="102400000"></add>
変更箇所2:キロバイト表記
<httpRuntime maxRequestLength="10240"/> ↓ <httpRuntime maxRequestLength="102400"/>
変更箇所1は、ActiveSyncで参照できるドキュメントサイズ
変更箇所2は、入力ストリームのバッファリング閾値
上記設定を変更したら、IISの再起動を行う。
IISの再起動
c:\>net stop WAS (停止) 次のサービスは Windows Process Activation Service サービスに依存しています。 Windows Process Activation Service サービスを停止すると、これらのサービスも停止されます。 World Wide Web Publishing Service この操作を続行しますか? (Y/N) [N]: Y World Wide Web Publishing Service サービスを停止中です.................................. World Wide Web Publishing Service サービスは正常に停止されました。 Windows Process Activation Service サービスを停止中です.. Windows Process Activation Service サービスは正常に停止されました。 c:\> c:\>net start W3SVC (起動) World Wide Web Publishing Service サービスを開始します. World Wide Web Publishing Service サービスは正常に開始されました。 c:\>
以上で設定の変更が完了しました。
大きな添付ファイルを付けてメールを送信するなど、変更前の制限が解除されているか確認してください。
以上
コメント
こんにちは
自宅サーバーですが
apacheやめてnginxに完全に移行しました。
wordpressのぱーまりんくとnginxのアクセス制御が解決いたしましたので
最近はwordpress専用レンタルサーバーがあったりとびっくりです。
くりくりさん
nginxとphp-fpmでの運用ですか? php-fpmがよくメモリを食うので最近やっと日毎に再起動を設定しました。
ですよねぇ。Wordpress専用レンタルサーバーって、そこまでするなら某ブログサイトでドメイン向ければ
なんて考えちゃったりしますけど、nginxが今後広まりそうですね :)