[ExchangeServer2010] ActiveSync時のサイズ制限を変更するの巻

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ExchangeServerが動いているサーバ上では、IISがActiveSyncの窓口になっている。

そのため、IISが参照する設定ファイルを変更する必要がある。
以下の手順では、デフォルト10MBの制限に対して100MBの制限へと増加させている。


設定ファイルの所在

C:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\V14\ClientAccess\Sync

設定ファイル名

web.config

変更箇所1:バイト表記

<add key="MaxDocumentDataSize" value="10240000"></add>
 ↓
<add key="MaxDocumentDataSize" value="102400000"></add>

変更箇所2:キロバイト表記

<httpRuntime maxRequestLength="10240"/>
 ↓
<httpRuntime maxRequestLength="102400"/>

変更箇所1は、ActiveSyncで参照できるドキュメントサイズ
変更箇所2は、入力ストリームのバッファリング閾値

上記設定を変更したら、IISの再起動を行う。

IISの再起動

c:\>net stop WAS (停止)
次のサービスは Windows Process Activation Service サービスに依存しています。
Windows Process Activation Service サービスを停止すると、これらのサービスも停止されます。
World Wide Web Publishing Service
この操作を続行しますか? (Y/N) [N]: Y
World Wide Web Publishing Service サービスを停止中です..................................
World Wide Web Publishing Service サービスは正常に停止されました。
Windows Process Activation Service サービスを停止中です..
Windows Process Activation Service サービスは正常に停止されました。
c:\>
c:\>net start W3SVC (起動)
World Wide Web Publishing Service サービスを開始します.
World Wide Web Publishing Service サービスは正常に開始されました。
c:\>

以上で設定の変更が完了しました。

大きな添付ファイルを付けてメールを送信するなど、変更前の制限が解除されているか確認してください。

以上

 

コメント

  1. くりくり より:

    こんにちは
    自宅サーバーですが
    apacheやめてnginxに完全に移行しました。
    wordpressのぱーまりんくとnginxのアクセス制御が解決いたしましたので
    最近はwordpress専用レンタルサーバーがあったりとびっくりです。

  2. trippyboy より:

    くりくりさん
    nginxとphp-fpmでの運用ですか? php-fpmがよくメモリを食うので最近やっと日毎に再起動を設定しました。
    ですよねぇ。Wordpress専用レンタルサーバーって、そこまでするなら某ブログサイトでドメイン向ければ
    なんて考えちゃったりしますけど、nginxが今後広まりそうですね :)

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