無料で利用できるバグ管理システム「Bugzilla」にて、管理者メールアドレスを忘れてしまったときの対処方法。管理者メールアドレスがわかる場合は、Webブラウザからbugzillaにアクセスして「パスワードを忘れた」からパスワードのリセットを行い、配信されてくるメールに基づいてパスワードを再設定すれば問題ない。
今回は、管理者権限を持っているメールアドレスが何かを忘れてしまった場合の対処方法を共有します。
bugzillaをインストールした際に利用されたとおもいますが、「checksetup.pl」を使って、既存のメールアドレスに対して管理者権限を付与します。この方法は、bugzillaをサーバ上に設定した管理者のみが行える方法ですので、もしbugzillaを設定された方でない場合は以下の手順を担当者にお伝えください。
checksetup.plを使って既存メールアドレスに管理者権限を付与する
1. bugzillaをインストールしているサーバーにコンソール/SSHを用いてアクセスします。
2. bugzillaがインストールされているディレクトリ(たとえば/var/www/html/bugzilla/)に移動します。
# cd /var/www/html/bugzilla/
3. checksetup.plがあることを確認します。
# ls -la checksetup.pl
4. 以下のコマンドでメールアドレス「hogehoge@foo.local」に管理者権限を付与します。
# ./checksetup.pl --make-admin=hogehoge@foo.local
5. ずらーっと処理が行われ画面に文字が出力され始め、最終的に以下の文言が確認できれば完了です。
hogehoge@foo.local が管理者として登録されました。 checksetup.pl 完了。
6. 後は、今までどおり「hogehoge@foo.local」でbugzillaにログインすれば管理者としての操作が可能になります。
以上
参考:http://www.bugzilla.org/docs/tip/en/html/api/checksetup.html
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